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2014年1月21日 火曜日

デング熱について

 1月10日に厚生労働省は昨年8月下旬に日本へ観光に来たドイツ人がデング熱に感染したと発表しました。ドイツ人の発症状況から日本で感染した可能性があるとのことです。
デング熱は日本であまり聞きなれない感染症ですが、東南アジアや南アジア、中南米、カリブ海諸国に旅行に行った人の一部が感染し、国内で発症する例があり、上記地域ではポピュラーな感染症です。

 デング熱はウィルス感染症で、蚊の媒介により感染し、媒介となる蚊は熱帯・亜熱帯地域に生息するネッタイシマカや日本の夏によく見るヒトスジシマカが主となります。デングウィルスは日本脳炎ウィルスと同じフラビウィルス科に属していますが、感染繁殖する動物(日本脳炎によるところのブタ等)は確認されていません。
デング熱の症状としては、感染3〜7日後、風邪と同じように、突然の発熱で始まり、頭痛特に眼窩痛・筋肉痛・関節痛を 伴うことが多く、食欲不振、腹痛、便秘を伴うこともあります。そして、風邪と異なる点として、発症後、3〜4日後より胸部・体幹から始まる発疹が出現し、四肢・顔面へ広がるりますこれらの症状は1週間程度で後遺症なく消失します。

 また、デング熱感染者の一部は、血漿漏出(炎症)と出血傾向を主とするデング出血熱となります。重篤な症状は、発熱が終わり平熱に戻りかけたときに起こることが特徴的で、患者は不安・興奮状態となり、発汗がみられ、四肢は冷たくなる。胸水や腹水が極めて高率にみられます。また、肝臓の腫脹、補体の活性化、血小板減少、血液凝固時間延長がみられ、多くの例で細かい点状出血がみられます。

 予防としては、蚊に刺されない工夫、つまり、長ズボン、長袖シャツの着用や昆虫忌避剤の使用が好ましいです。


                                   国立感染症研究所Hp「感染症の話(デング熱・デング出血熱)」より参照


投稿者 ごうクリニック

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